掲示板過去記事(343)


343	Re:見たところ	泉が丘	2002/07/12 22:35
Qちゃんさん。返信遅れまして申し訳ありません。私の推測だらけの書き込みについて、詳しい指摘を頂きましてうれしい限りです。まずは、Qちゃんさんがおっしゃりたいことについての確認から・・・ > ポインターが停まってる（非難した所）の左崖上が線路にも見えますが？（道は線路のトンネルに向かい右側） > おそらく泉ヶ丘さんはそうとらえたのだと思います。はい。Qちゃんさんのおっしゃるとおり、DVD版「緑の恐怖」で、20分05秒のカット、つまり電車を脱出した乗客たちがポインターの方に向かってくるカット、および20分50秒のダンがミツコを抱えてアンヌとともに避難した乗客が待つところへ来るカットで、この道の左側に平行する草で覆われた斜面の上に線路があるのだろうと考えました。 > この走ってきたと言うのはトンネルから出てきたカットのことでしょうか？旧ポータルから出て来るカットだと > トンネル出て左（画面でいう右）は崖で特撮セットのように平らでもなく小屋もありません。 > > ポインターが停まってる道は、線路をトンネル方向に見て７〜８時方向斜めで > 画面の時間経過以上に遠い位置　線路の左手前で　新しいポータルが少し見える（下半分は見えません）下の低い所を画面フレーム右方向に線路があるようにも見えます。？ > このあたりの文章ですが、おそらく次のようなことかと思います。泉が丘説では線路の右側にポインターが止まっていた道路があることになるが、線路の右側には崖があるので（20分47秒あたり、ダンたちが旧ポータルから出てきたカット）、この部分に線路と平行した道路があると考えるのには無理がある。 20分05秒の電車を脱出した乗客たちがポインターの方に向かってくるカットを見ると、画面右上に新しいトンネルのポータルが上半分くらい見える（下半分は見えない）。このポータルから伸びている線路は、泉が丘説のようにポータルから左側に伸びるのではなく、右側に伸びていると考えられる。だから、ポインターが止まっていた道は線路の左側にあることになる。映像中では、20分47秒でトンネルから出てきたダンとアンヌは、次のカットではもうポインターが止まっている場所まで来ているが、実際のポータルからポインターがある道まではだいぶ離れている。といった感じでしょうか。このポータル、線路、道路の位置関係について、Qちゃんさんと私の考えを比較するため20分05秒のカットについて現場略図を描いてみました。太線がポータル、‖がポインターがいて乗客が逃げてきた道、Ｐがポインターと乗客がいる場所、＋が線路です。　　　┏━┓ 　　　┃＋┃ 　　　　＋　　　＋　＋　　　＋　　＋　　＋‖　　　＋　　＋‖　　　　＋　　＋‖　　　　　＋　＋‖ 　＋‖　　　　　　↑Qちゃん説の線路　＋Ｐ　↑泉が丘説の線路こんな感じでしょうか。で、これらの意見に対する私の考えですが、 Qちゃんさんのおっしゃるとおり、このカットからは線路はポータルの右側に伸びていると考えることができますね。私、この可能性には全く気が付きませんでした。ですが、ポータル右側の崖ですが、20分47秒のカットについて私が思うに、カメラの向きからするとこの崖は確かにポータルの右側に見えますが、トンネルから出たところの右側というよりは、どちらかというとトンネルがある山の斜面の崖に見えます。言い方を変えれば、トンネルから出てきたダンたちが見れば、この崖は自分の左側というよりは後ろ側に見えるような位置だと思います。ですから、この山が線路に平行して右側に続いているかどうかはわからないと思うのですが、いかがでしょうか。おそらくは、その山はポインターが停車している場所までは続いてなく、道路があってもおかしくはないと思っています。またこの崖は20分05秒及び20分50秒のカットでポータルの右上に見えるちょっと明るめの部分だと思うんですが・・・で、次に、もうすでにさっちゃんさんからのコメントが付いている箱根第一隧道の件ですが、 > > この場所なのですが山北駅から最初のトンネルと聞いた覚えがあります。 > 箱根第１隧道だとすると、ダンが婦人を抱きかかえ出て来る旧トンネル側の > 走るストロークもちょうどある感じすがどうでしょうか？ > 箱根第１隧道＞ > http://www.gotembasen.net/subete/hensen.html この箱根第一隧道の写真ですが、この場所、ほかページでも取り上げられているようですね。 http://homepage1.nifty.com/majin/train/tokaido/tokai-a.html http://www.intwk.co.jp/YAMADA/rail/gotenba1.htm 山北駅から沼津方向に向けて進んだときの最初のトンネルが箱根第一隧道で、これらのページで取り上げられているのは、いずれもこのトンネルの沼津側のポータルですよね。これらの写真ですが、ロケ映像のポータルとは違うように思えます。理由ですが、ロケ映像ですと、20分00秒の新ポータル左側にのり面(というのでしょうか、ポータルと同じコンクリで固めたように見える斜面のことです)がありますが、箱根第一隧道には見られません(撮影後、のり面が削られたという可能性もありますが)。また20分47秒のカットで、画面左端、標識の上に見える白い部分は新ポータルだと思います。つまり新ポータルは旧ポータルより手前に出ているように見えますが、箱根第一隧道ですと新旧ポータルの位置にあまり差がないように見えます。また、このポータルとポインターがいた道路の位置関係について地図で調べてみました。web上での地図のサービスが何種類かありますが、鉄道のトンネルと道路の位置関係を見ることができる地図ですと、 http://mapbrowse.gsi.go.jp/cgi-bin/nph-mm.cgi?mesh=5339002&res=0&offset=0&method=r?16,1147 が良いように思います。 Qちゃん説に従い、この地図でポータルの方向を向いて線路の左側にある道を見ると、ポータルの上部付近を通り、谷沿いに北側に登っていく道路があります。さっちゃんさんが現場で確認した細い道というのはこれだと思います。この道から問題のポータルが見えるか、というと、道路と線路は直交してるような感じですから、ポータル部は見えないと思います。さっちゃんさんのおっしゃるように、ポインターが止まっていた道はすでに消滅したという可能性ですが、Qちゃん説に合致しそうな方向には、第二隧道が通っている山が迫っていますからこれも難しいように思えます。泉が丘説に従うと、ポータルの方向を向いて線路の右側にある道路は246号線になりますが、その部分は橋の上になってしまいます。箱根第一隧道の山北側のポータルか?とも考えましたが、この写真をWeb上で見つけることはできませんでした。また山北側では新旧ポータルがロケ映像と左右逆に見えることになるのではないかと思います。と、まあ、また長い説明を書いてしまいましたが、以上の理由から、箱根第一隧道説は疑わしいような思っているのですが、いかがでしょうか。早く現地確認に行きた〜〜〜い　/　泉が丘