377 | 行ってきました御殿場線 | 泉が丘 | 2002/07/27 14:48 | ||
「緑の恐怖」DVD版の20分05秒(LD版の46分09秒)で電車を脱出した乗客たちがポインターの方に向かってくる道は箱根第7トンネルの国府津側入り口の前にある道でしょう。 ちょっと見難いのですが、 http://mapbrowse.gsi.go.jp/cgi-bin/nph-mm.cgi?mesh=5339001&res=0&offset=0&method=d?358,14 の地形図で説明します。 この地図の左の方で246号線の上に「透間」と書いてある場所がありますが、その場所のすぐ下、川と線路の間にある道にポインターは止まっていたようです。 この付近から道に沿って西側を見るとロケ映像とほぼおなじ景色が見えます。ここから見て御殿場線は左側にある緑の斜面の上にあり、その先に見えるトンネルは箱根第7トンネルの国府津側ポータルになります。 また、このカットではポインターが止まった道路の左側斜面に石碑らしきものが映っていますが、これも現存します(地図には載っていません)。これは鉄道関係の石碑のようです。碑面には「明治丗一年(21年でしょう。たぶん) 招魂碑 第二月吉日」と書いてあります。 次に、この付近からトンネルとは反対方向(東側)を見ると、DVD版23分02秒(LD版の49分08秒)でイシグロ隊員が身を乗り出して「ミツコ」と声をかけるカットの背景にあった山を見ることができます。このカットで山肌が削られている部分には東名高速道路が走っています。 もう一カ所、これはちょっと自信がないのですが、トンネルから乗客が避難してくるカット、また、ミツコを抱えたダンがアンヌと一緒にトンネルを出てくるカットに映っているのもこのトンネルだと思います。 このトンネル、新ポータルが手前にあって、新ポータルの左側にのり面があることはロケ映像と一致するようです。 ですが、旧ポータルの右側に見えるはずの崖がありません。崖があるべき山の大きさが、ロケ映像と比べてかなり小さく思えました。 その山の下には、線路と平行な道があります(なせかこの地形図には載っていません)。ちょうど、ポインターが止まっていた道がそのまま伸びてきているような感じです。この道はトンネルと平行して山の向こう側まで続いていました。 現地で確認できたのはこんなところです。 御殿場線のすべてのトンネルを確認したわけでは無いのですが、おそらく、このトンネル前でも撮影がおこなわれて、その後、山が削られて道ができたのではないかと考えます。 |
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