1398 | 最後に2つ 【後篇】 | とら猫金太 | 2010/12/07 22:08 | ||
もう1つ。セブンに「ノンマルトの使者」という回がありますが 私、ノンマルトという文字を最初に見た時、明治時代のノルマン トン号事件が頭に浮かびました。そして話中の“太平洋岸で行方 不明になったイギリスの原子力潜水艦..”というセリフで、や はりそうかもしれないと思うようになりました。大西洋岸ならわ かるけれど、太平洋岸ならわざわざイギリスの原潜じゃなくて、 普通にアメリカの原潜とするんじゃないかな?ということはすな わち、作者の頭の中にノルマントン号(イギリス船)事件の知識 があったからに他ならないんじゃないかな?.と。 もちろんノルマントン号事件とノンマルトの使者のストーリーと は別物なので、そのネーミング時においてのみ参考にしたのでは ないかというのが私の推測なのですが..。 しかしよく調べると、ノンマルト=戦いの神マルスに否定形であ るノンを付け加えたものというのが定説のようです。 マルスにノンならノンマルスなのに..ノンマルスでも決して語 感的におかしくないのに、スからトへの変換はなぜ起こったので しょうか? ノンマルト=原地球人ということらしいので、薩摩隼人の“と” のように、人としての意味を持たせるために語尾を“ト”にした のでしょうか? ノンマルト=マルス+ノン説の出自、例えば作者(故金城氏?) が自ら書き記した文献とか、インタビュー記事などが残っている のでしょうか?ひょっとして周囲の方や熱烈な方が故人の思いを 忖度して、彼ならばこういう思いでつけたに違いないと言い出し たことが、定説となったという可能性はないでしょうか? 疑り深くて申し訳ないのですが、私も非常に興味がありますので ノンマルト=マルス+ノン説の初出の資料を御存知の方がいらっ しゃったら是非教えてください。 それではtsuzuki様、ウルトラロケ地ファンの皆様、どうぞお元気 で。また古い映画を観ていてウルトラロケ地がわかりましたら、 ひょっこりおじゃまするかもしれません。 とら猫金太。 |
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