怪奇大作戦「壁ぬけ男」冒頭のお寺は、埼玉県にある東明禅寺です。山門と本堂との位置関係、そして本堂の様子がビデオ映像とよく一致します。以下、写真を交えて紹介します。
2006年11月 写真1 |
2006年11月 写真2 |
「壁ぬけ男」0分20秒の映像と似せて山門を撮影してみました(写真1)。写真1の階段を上った先に本堂があります。ただ、この山門は平成5年に改築したようで、当時の山門とは違います。ビデオ映像と見比べても違いが分かります。例えば柱の形が、ビデオ映像では角張っていますが、写真1の柱は角がありません。
山門の仁王像(写真2)もビデオ映像のものとは変わっていました。瞳の位置がビデオ映像のものとは違います。
2006年11月 写真3 |
一方、本堂の方は当時と変わっていないようです。「壁ぬけ男」0分30秒に写る本堂の木鼻は、ほぼ当時そのままでした(写真3)。
2006年11月 写真4 |
2006年11月 写真5 |
写真4と5は本堂の正面です。「壁ぬけ男」0分59秒には写真3のような映像が、同1分14秒には写真4のような映像がそれぞれ見られます。こちらも当時の様子を残しています。
謝辞:情報を提供してくださった方に感謝いたします。