港区六本木6丁目

怪奇大作戦「美女と花粉」5分46秒、殺人現場から救急車が走り始めます。それは六本木駅前郵便局の近くにある坂だったようです。映像に写っている建物は、残念ながら既に取り壊されています。

六本木6丁目の坂
2009年1月
写真1

写真1は、救急車が発進した坂の全景です。自動車が数台止まっている辺りから、救急車はこの坂を下って(写真奥に向かって)走り始めます。

葵マンション跡地 葵マンション跡地の向かい側
2009年1月
写真2
2009年1月
写真3

写真2は、救急車が発進した場所です。救急車はここから右へ進み、坂を下っていきました。当時の建物は建て替えられています。後で説明するように当時の建物には料亭がありましたが、2009年1月現在、ここにある建物には喫茶店「アマンド」が入っています。

写真3は、殺人現場となった建物があった場所です。写真2の建物と道を挟んで反対側です。建物は取り壊されています。

このように、残念ながら、当時の様子をそのまま残すものはありません。

以下、六本木6丁目をロケ地とする理由を説明します。怪奇大作戦「美女と花粉」の映像から読み取れるのは以下の点です。

そして資料を調べて次のことが分かりました。

電話帳に載っている「六本木葵ビル」が地図上の「葵マンション」だとすると、映像とのつじつまがよく合います。

謝辞:情報をくださった方に感謝します。