よく知られているように、 愛知県の犬山にある 日本モンキーセンター は、ウルトラセブン「恐怖の超猿人」のロケ地として使われました。
左の写真はそのモンキーセンターの さるの学習ひろば ですが、 作品中では、この建物に「ビジターセンター」という看板が付いています。 そして、右の写真はその さるの学習ひろば 前の花壇の写真です。 作品中では、さる学習ひろばの入口とこの花壇が何回も出てきます。
こちらは さる学習ひろば 内の写真です。
作品では、ダンとアンヌはある殺人事件の調査のために、 モンキーセンターへポインターでやってきます。 そして、ダンとアンヌはモンキーセンターの助手に ビジターセンター(現 さるの学習ひろば)内を案内してもらいます。
その際アンヌはビジターセンター内のゴリラの剥製を見て驚くのですが、 そのゴリラの剥製は左の写真にあるようにまだ展示されています。
右の写真は学習ひろば内にあるゴールデンライオンタマリンの剥製です。 「恐怖の超猿人」に出てくるゴーロン星人はゴールデンライオンタマリンの姿に 化けているのですが、 この剥製がウルトラセブンに出てきたそのゴールデンライオンタマリンの 剥製かどうかは分かりません。
ちなみに、現在日本国内には、ゴールデンライオンタマリンは 浜松市動物園にしかいないそうです。
ラストシーンで、ウルトラ警備隊が大勢の子供たちを引き連れてモンキーアパートを 見学します。その際写るのがこのモンキーアパート2号です。 さるの檻は新しくなっていますが、その前にある柵の形は当時と同じです。
ちなみに、この作品の冒頭でおきる殺人事件のロケ地は 世田谷体育館 の前です。 映像をよく見ると「恐怖の超猿人」の夜間の場面のロケは、 すべてその世田谷体育館前で行われたものと思われます。