ウルトラセブン「必殺の0.1秒」で、ヒロタの運転する車が煙幕でポインターをまく場面と、ポインターがシークレットロードを通ってトンネルを出る場面は、奥多摩の西久保トンネルで撮影されたようです。
西久保トンネルは、国道411号線から奥多摩町小河内浄化センターへ向かう道にあります。前後の場面で使われた大麦代トンネルや多摩川第一発電所の近くです。
上の左の写真は西久保トンネルのポータルで、ヒロタの車が煙幕を出しながら入った場所です。写真奥が国道411号線方向になります。電柱の位置が変わっています。
その場所から後ろへ振り返ると、右の写真のように道が大きく左に曲がっています。ヒロタが車内でフルハシを撃った後、煙幕のボタンを押した辺りです。
左の写真の青い建物の右側に西久保トンネルのポータルがあります。煙幕にまかれたポインターが、シークレットロードを通ってトンネルを出てきたのもこの辺りのようです。
その場面を撮影したカメラは、位置関係から考えて、右の写真の小高くなったところにあったと思います。しかし現在そこは立ち入り禁止になっています。